【裁判】裁判官〝異例〟の説諭「大阪を代表する会社なのだから…」 超安売り王「スーパー玉出」に罰金 留学生を長時間労働 大阪簡裁
外国人留学生らを法定の上限時間を超えて働かせたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の罪に問われた食料品販売店「スーパー玉出」(大阪市西成区)と、同社の男性人事部長(41)に対する判決公判が8日、大阪簡裁で開かれ、柏森正雄裁判官は求刑通り同社に罰金100万円、人事部長に罰金70万円を言い渡した。柏森裁判官は判決理由で「正規のタイムカードのほかに裏のタイムカードを作成して発覚を免れようとするなど刑事責任は軽視できない」と述べた。