【社会】チャイルドシート、6割が誤使用 致死率29倍にも
チャイルドシートの約6割が誤って取り付けられていることが、日本自動車連盟(JAF)などの調査でわかった。誤った使い方では「事故での致死率が約29倍になる」とのデータもある。安全審査に合格していない製品も流通している。国土交通省が近く注意を呼びかける方針だ。JAFが昨年11月、全国16の商業施設や動物園などの駐車場で、計425のチャイルドシートの装着状況を調べたところ、乳児用の60%、幼児用の約61%が、間違った方法で取り付けられていた。