【埼玉】希少魚『ムサシトミヨ』の生息数調査結果、「激減は混乱招く」と非公表に 調査員が騒がしくし魚が逃げた可能性も
埼玉県と熊谷市が、昨年2月に公費で実施した希少魚「ムサシトミヨ」の生息数調査の結果を非公表としていることが、毎日新聞の取材で分かった。同様の調査は5回目だが、非公表は初めて。県と市は取材に「推定生息数が前回調査を大きく下回り、混乱を招く」と非公表理由を説明しているが、調査関係者は「数が大きく減っていることは事実とみられるのだから、隠蔽(いんぺい)するのではなく、現状を世の中に伝えて保護活動に生かすべきだ」と批判している。