【社会】日本人の人身取引、過去最多=昨年25人被害-警察庁
2016年に警察が摘発した売春強要など人身取引事件の被害者は46人で、このうち日本人が前年比12人増の25人に上ったことが16日、警察庁の集計で分かった。日本人被害者は統計の残る01年以降で最多だった。日本人被害者の84%が売春を強要され、10代が過半数の13人を占めた。家出中の15~22歳の女性6人がインターネット交流サイト(SNS)で知り合った男に契約書を書かされ、出会い系サイトで募った客の相手をさせられるなど、被害者の3分の1はSNSを介して容疑者と知り合い巻き込まれていた。