【教師の体罰】女子児童の頭殴った小中教諭を訓告処分 和歌山市教委は体罰公表せず
和歌山市立の小中学校で教諭がクラブ活動中に女子児童の頭を殴るなど2件の体罰があり、市教育委員会が教諭らを訓告処分にしていたことが23日、市教委への取材などで分かった。市教委は「児童や生徒に大きなけががなく、懲戒処分ではなかった」として公表していなかった。市教委によると、市立小の30代男性教諭は昨年12月、クラブ活動でミニバスケの練習試合中に、ワンマンプレーが目立ったとして女子児童を注意しようと呼んだ際、応じなかったとの理由で頭を拳で2回殴った。