【社会】文科省の違法天下り問題で辞任した前川喜平前事務次官に、退職金5千万円超を支給か 懲戒処分発効前の辞任で、事実上処分なし
文部科学省は二十二日、天下り問題で辞任した前川喜平前事務次官に、十七日付で退職金を支払ったことを明らかにした。前川氏とほぼ同じ勤続三十七年で、事務次官を自己都合で退職した場合の支給額は約五千六百十万円になる。文科省は、実際の支給額は「個人のプライバシーに関わるので答えられない」としている。民進党の江田憲司代表代行は二十二日の記者会見で「法律に違反した前川氏が、税金から巨額の退職金を受け取ることは許されない。