【地震】南海トラフ地震近づき、大阪上町断層帯も警戒必要 マラソンと同じ長さの断層帯が大阪平野を縦断 阪神大震災超える揺れ、国想定
南海トラフ地震の発生が近づくにともない、関西でも内陸地震(直下型地震)の発生を懸念する声がある。1月のはじめに、兵庫県の防災監を取材した際、その話を向けると、返ってきた答えが「上町断層帯が心配」だった。大阪平野を縦走する上町断層帯は、北は豊中市から、南は岸和田市まで約42キロにわたる。地震調査研究推進本部(文部科学省)の想定は、断層帯がいちどに動いた場合、マグニチュード(M)7・5(阪神大震災はM7・3)という。