【森友学園】理事長、大阪府議に接触…認可働きかけ
大阪府豊中市の国有地が国の鑑定評価額を大幅に下回る価格で学校法人「森友学園」(大阪市)に売却された問題を巡り、鴻池祥肇(こうのいけよしただ)元防災相側に接触していた同学園の籠池(かごいけ)泰典理事長が、小学校の設置認可や国有地の取得に向け、地方議員にも働きかけを行っていたことがわかった。同学園が買い取った国有地で今年4月の開校を目指している小学校「瑞穂の国記念小学院」を巡っては設置認可を審議する府私立学校審議会(私学審)が2014年12月、財務状況への懸念などから認可答申を保留。