【社会】「手助けしようと思った」専門官 福島原発除染事業汚職
東京電力福島第1原発事故の除染事業を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された環境省福島環境再生事務所の専門官鈴木雄二容疑者(56)が福島県警と警視庁の調べに「接待は謝礼だと分かっていた。(贈賄側を)手助けしようと思った」などと供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。贈賄容疑で逮捕された富山県高岡市の土木建築会社「大開工業」元経営者で無職小杉幹雄容疑者(63)は「悪いと分かっていたが、仕事が欲しかった」と話しているという。