【経済】インフレ動向は見通しと一致、長短金利操作は順調=政井日銀審議委員
日銀の政井貴子審議委員は8日、国内インフレ動向が1月時点の見通しに沿っているほか日本経済は物価が持続的に下落する状況から脱却しているとの認識を示した。日銀は1月、2019年3月までに2%の目標に達するとの見通しを示している。政井氏はロンドンで開かれたイベントに出席。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)政策は「順調」に進んだと説明、最近の政策措置に伴い債券市場で流動性の低下が加速することはなかったとの見方も示した。