【国際】交渉決裂のリスク軽視=EU離脱でメイ首相批判-英下院委報告
【3月12日 時事通信社】英下院外務委員会は12日、欧州連合(EU)離脱交渉について報告書を公表し、交渉が決裂するリスクをメイ首相が軽視していると批判した。報告書は、離脱通告から2年間という交渉期間の短さを指摘した上で、「合意なしで交渉が終わってしまう可能性は大いにある」と懸念を表明。合意できずに離脱した場合、貿易や市民の権利、南北アイルランドの国境問題などのさまざまな問題が噴出し、英国とEU双方に打撃を与える恐れがあると訴えた。