【社会】施術代隠し脱税 松阪の整骨院経営者を告発 名古屋国税局
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)で支払われた施術代を隠し所得税約5500万円を脱税したとして、名古屋国税局が三重県松阪市で整骨院を営む村上豪経営者(32)を所得税法違反容疑で津地検に告発したことが分かった。国税局は昨年3月に強制調査(査察)に入っていた。関係者によると、村上経営者は2015年までの3年間で、自賠責保険により損害保険会社から施術代として支払われて得た収入約1億5000万円を個人名義の簿外口座に隠して申告から除外し、所得税約5500万円を免れた疑いがある。