【物流】アスクル火災で激変 アマゾンとヨドバシが争う「ネット通販三国志」
オフィス用品通販大手のアスクルが、苦境に立っている。200億円をかけた最先端の物流センター(埼玉県三芳町)で2月16日に火災が発生し、多くの商品が未だ「出荷不能」になっているからだ。アスクルは、1997年に事務機器メーカーの社内ベンチャーから独立して誕生。カタログで頼んだオフィス家具や文房具が「明日来る(アスクル)」という便利さを売りに、右肩上がりの成長を続け、2017年5月期は売上高3480億円を見込んでいた優良企業だ。