【社会】断崖絶壁にある国宝『投入堂』を救え!地震で参拝道に亀裂、寄付募る/鳥取(画像)
昨年10月に鳥取県中部を襲った地震で、断崖絶壁に立つ三仏寺(さんぶつじ、同県三朝〈みささ〉町)の奥の院・投入堂(なげいれどう、国宝)への参拝道に亀裂が入り、参拝できない状態が続いている。参拝道の修復に時間も費用もかかるため、三仏寺は4月に迂回(うかい)路を整備する方針を決め、寄付を募り始めた。投入堂は標高約500メートルにあり、三徳山(みとくさん、標高約900メートル)のふもとの三仏寺本堂付近から上る約1キロの参拝道は、岩場が多く険しい。