【トイレ】欧州に日本発「トイレ革命」=TOTO、LIXILが本腰
日本国内では約8割の普及率を誇る温水洗浄便座。しかし、欧州では普及は大きく遅れ、1%にも満たないとの見方もある。漫画や日本食などへの関心が先行する中、欧州に日本発の「トイレ革命」をもたらそうと、大手メーカーが市場開拓に本腰を入れている。「技術力には自信がある。一度使えば良さを理解してもらえる」。3月中旬にフランクフルトで開催された住宅設備見本市「ISH」に、最新型便器を出展した衛生陶器国内最大手TOTOの喜多村円社長は、こう強調した。