【兵庫】神戸連続児童殺傷事件から20年 遺族「(加害男性と)もう関わりたくない」 手紙の受け取りも拒否
1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、山下彩花さん=当時(10)=が亡くなってから、23日で20年。命日を前に母親の京子さん(61)が神戸市内で取材に応じた。当時14歳の加害男性(34)からは毎年手紙が届くが、遺族に無断で手記が出版されたため、昨年に続いて受け取りを拒否した。京子さんは「(加害男性と)もう関わりたくない」と胸中を明かし、「生涯をかけて償いを見つけてほしい」と求めた。