スーパーの駐車場で車の助手席から発泡酒1ケースを盗んだおっさん、実は警察の罠だったので無罪に・鹿児島地裁
“違法なおとり捜査”で無罪判決
伊佐市のスーパーの駐車場で、車の中にあった酒を盗んだとして、51歳の男性が窃盗の罪に問われた裁判で、鹿児島地方裁判所加治木支部は「車や酒は警察官のもので、警察には男性に車上狙いをさせる目的があったと認められ、捜査は違法だ」として、男性に無罪を言い渡しました。この裁判は、去年9月、伊佐市のスーパーの駐車場にとまっていた、鍵のかかっていない軽トラックから、発泡酒1箱、2500円相当を盗んだとして、51歳の男性が窃盗の罪に問われたものです。