【社会】全国145の主な河川の氾濫情報、携帯電話メールで速報 全国に拡大へ 国交省
河川の氾濫から流域の住民の命を守ろうと、国土交通省は氾濫の危険性が高まった場合などに携帯電話の緊急速報メールでいち早く伝える取り組みを、ことし5月から国が管理する全国の145の主な河川で行うことを決めました。おととし9月の関東・東北豪雨で各地で大きな川が氾濫して被害が拡大したことを受けて、国土交通省は去年9月から、茨城県常総市の鬼怒川と愛媛県大洲市の肱川を対象に、氾濫の危険性が高まったり氾濫が発生したりした場合に、携帯電話の緊急速報メールで流域の住民に知らせる取り組みを行っています。