【科学】難病の潰瘍性大腸炎 再生医療で完治を 東京医科歯科大学 マウスを使った実験では症状を完治させることに成功
国内の患者数が16万人以上と難病の中で最も多く、激しい腹痛が続く「潰瘍性大腸炎」を再生医療の技術によって完治できるようにしようという世界初の臨床研究の計画を東京医科歯科大学の研究グループが、国の関係機関に提出しました。来年春にも第一例目の手術を実施したいとしています。潰瘍性大腸炎は、大腸内部の粘膜が炎症をおこし激しい腹痛や下痢を繰り返す難病で、患者数は20代を中心に16万人以上と難病の中で最も多く重症化すると手術で大腸そのものを摘出しなければならなくなります。