【国際】麻疹、欧州全体で流行の恐れ WHOが警告 低いワクチン接種率
【3月29日 AFP】世界保健機関(WHO)は28日、非常に伝染性の高い感染症の麻疹(はしか)の感染患者が1月に欧州全体で500人以上報告されたのを受け、ワクチン接種率が低下している国々で、麻疹の大規模な流行が発生する恐れがあると警告した。WHO欧州地域事務局のジュジャンナ・ヤカブ(Zsuzsanna Jakab)局長は声明で「この2年にわたり根絶に向けて着実に前進している中、麻疹患者が欧州で急増していることが特に懸念される」と述べている。