【科学】琥珀の中から3000万年前のマダニを発見 吸血された霊長類の血液も採取成功
中米ドミニカ共和国で2000?3000万年前の霊長類の血の化石が世界で初めて見つかった。米オレゴン州立大学の研究チームが琥珀の中のダニから発見したもので、寄生虫による病気の歴史を研究する重要な手がかりになるという。米オレゴン州立大学サイエンス・カレッジのジョージ・ポイナーJr.名誉教授らが昆虫医学誌『The Journal of Medical Entomology』に発表した研究論文によると、チームはドミニカの熱帯雨林で採掘された琥珀の中に閉じ込められたマダニの化石を発見。