【歴史】直虎は「女城主」ではなかった? 別の男性とする新たな新史料見つかる
NHK大河ドラマの主人公としても描かれている井伊直虎(なおとら)。井伊家の史料を収集する井伊美術館(京都市東山区)は10日、「直虎」の名が登場する文献が新たに見つかったと発表した。直虎は、女城主と伝えられてきた次郎法師とは別人の男性だったことを示す史料だとしている。通説では、今川家の支配下にあった井伊谷(いいのや)城主・井伊直盛(なおもり)の娘、次郎法師(?~1582)が直虎を名乗り、後に徳川家の重臣となる井伊直政の養母になったとされてきた。