【脱税】だまし取った金も課税対象 脱税疑いで告発 東京国税局
高齢者から現金をだまし取った罪などに問われている男が、被害者などから集めた1億6000万円余りについて、東京国税局は、課税対象の所得に当たると認定して男を脱税の疑いで告発しました。告発されたのは、横浜市保土ケ谷区の寝具販売会社ビシャモンと、実質的経営者の坂井寛被告(42)です。坂井被告は、訪問販売で布団を押し売りされた経験がある高齢者などに「しつこい勧誘をやめさせられる」とうそをついて現金をだまし取ったとして、去年、逮捕・起訴されています。