【ニュース解説】<福岡3.8億円強奪> なぜ大金を持ち歩いていたのか 業界では口座取引が“常識”
福岡市中央区天神で貴金属店勤務の男性が銀行で引き出したばかりの現金3億8400万円を強奪された事件では、被害者の貴金属店に勤務する男性が、銀行から引き出した現金で金塊を買い付ける予定だった。ただ、業界では多額の決済は口座間取引が一般的で、業界関係者は「なぜ大金を持ち歩いていたのか」と首をかしげる。宝飾品などの製造・販売を行う企業が加盟する日本ジュエリー協会(東京)によると、貴金属の買い取りなどに伴う多額の決済は口座間取引が通例。