【社会】俳句をユネスコ文化遺産に=早期登録へ推進組織設立
「俳句」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録に向け、俳句団体や関係自治体などで構成する推進協議会が24日、東京都内で設立総会を開いた。会合には約360人が参加。会長に有馬朗人・国際俳句交流協会会長を選任し、日本発祥の短詩型文学である俳句の早期登録を目指す方針を確認した。有馬会長は総会後の記念講演で、俳句を通じ「日本人の平和や自然を大切にする気持ちを理解してもらい、世界を平和にする運動の出発点として文化遺産化を図りたい」と強調。