【裁判】29歳男性に逆転無罪判決 他人のマンションに侵入し自慰行為をした公然わいせつ罪…大阪高裁
<公然わいせつ>29歳男性に逆転無罪判決 大阪高裁
他人のマンションに侵入し自慰行為をしたとして、公然わいせつ罪などに問われた堺市の男性(29)の控訴審判決で、大阪高裁は27日、懲役1年とした1審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。現場に残された精液が男性のものかどうかが争われ、福崎伸一郎裁判長は、1審の大阪地裁堺支部で行われたDNA型鑑定について「(他人のDNAが混入した)混合資料であることを払拭(ふっしょく)できず、合理的な疑いが残る」と述べた。