【日銀】17年度物価1.4%へ下方修正 「携帯通話料の値下げが影響」 金融緩和政策は維持
日銀の黒田総裁は、27日に公表した展望レポートで、今年度の物価上昇率の予測を引き下げたことについて、携帯電話の通話料の値下げの影響が大きく、来年度ごろに2%の物価目標を達成するという見通しは変わらないという認識を改めて強調しました。日銀は、27日に公表した経済と物価の最新の見通し、展望レポートで、国内の景気判断を上方修正し、9年ぶりに「拡大」という表現を盛り込む一方、今年度の物価上昇率の見通しを、これまでの1.5%から1.4%に引き下げました。