【糸魚川大火】全焼の酒蔵、出荷再開=富山で設備借り
新潟県糸魚川市で昨年12月、大規模火災により全焼した酒蔵「加賀の井酒造」が1日、出荷を再開した。富山県黒部市の酒造会社に設備を借りて生産し、火災から約4カ月で再出荷にこぎつけた。18代目蔵元の小林大祐さん(35)は「しっかり造れたと思う。おいしく飲んでいただければ」と笑顔を浮かべる。出荷したのは純米大吟醸酒「感謝をこめて」。仕込みに使った水の違いから、被災前に比べて「味は全体的にやわらかく、香りは少しやさしい感じ」(小林さん)に仕上がった。ギフト向け商品で、流通大手がインターネットを通じて販売している。この日は生産された720ミリリットル瓶約3500本のうち、160本が黒部市でトラックに積み込まれた。※続きはソースをご覧ください。