【文科省調査】中学教諭57% 残業80時間「過労死ライン」を上回る 文科省「負担は限界に近い」★3
文部科学省は28日、小中学校の教員を対象とした平成28年度の勤務実態調査結果(速報値)を公表した。18年度の前回調査と比べ、小中の教員とも勤務時間が増加し、週60時間以上だった教諭は小学校で33・5%、中学校では57・7%に上った。公立校教員の勤務時間は週38時間45分と規定。これらの教諭は週20時間以上の時間外労働が常態化しており、おおむね月80時間超が目安の「過労死ライン」を上回っていることになる。