【企業】「連敗」トヨタ迎えた正念場 連続減益は18年ぶり 次なる課題は「賢い」クルマづくり
「2期連続減益はスポーツの世界でいえば連敗。私は負けず嫌いだ。皆さんの期待を裏切らないよう来期につなげていきたい」トヨタの業績が曲がり角に差し掛かっている。5月10日に発表した2017年3月期決算では、本業のもうけを示す営業利益が前期比30.1%減の1兆9943億円と大きく落ち込んだ。■2期連続の営業減益は18年ぶり
さらに同日発表した2018年3月期の見通しでも、営業利益は1兆6000億円と前期と比べて19.8%という2ケタの減少とした。