【愛知】特別支援学級のわいせつ事件、豊田市は争う姿勢 名古屋地裁
愛知県豊田市の市立小学校で2014年、特別支援学級の女子児童が担任の男からわいせつ被害を受けたのは、学校が安全配慮や監督を怠ったためだとして、女子児童の親が市に600万円の損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が12日、名古屋地裁岡崎支部であった。市側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。原告は訴状で、担任だった元教諭は、前任校で女子生徒の体を触ったと保護者から苦情を受ける「トラブル」があったが、市教育委員会が適切な指導や監督をしないまま小学校に赴任させたと主張している。