【貿易】日本主導で貿易の枠組み作り 課題浮き彫りに
ベトナムで開かれていたアジア各国の貿易担当の閣僚が話し合う一連の会議が22日閉幕しました。アメリカがTPP=環太平洋パートナーシップ協定から離脱する中、日本が自由貿易をめぐる各国の連携を強める狙いでしたが、新たな枠組み作りを主導する難しさが浮き彫りになりました。日本や中国などが参加して自由貿易について話し合うRCEP=東アジア地域包括的経済連携の閣僚会合は、高い水準の自由化を目指して、交渉を加速していくことなどを盛り込んだ共同声明を採択して、22日閉幕しました。