【社会】記念誌切り取り、児童相撲写真集中…収集目的か
各地の公立図書館で学校の記念誌などが切り取られる被害が相次いでいる問題で、山形県内での被害は22日現在、7図書館の49冊95か所に上ることが、読売新聞の調査で分かった。児童が相撲を取っている写真に被害が集中しており、カッターのような鋭利な刃物できれいに切り取られているのも特徴だ。県警捜査関係者は「コレクション目的で切り取っている可能性も否定できない」としているが、不特定多数の人が利用する図書館での犯行のうえ、被害に遭った時期も不明で、容疑者特定は容易ではなさそうだ。