【規制委】監視チーム、もんじゅ現地調査=燃料関係設備中心に確認
高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉作業を監視する原子力規制委員会のチームが26日、現地調査を行った。規制委はもんじゅのリスクを低減させるには、早期に炉心から核燃料を取り出す必要があるとの立場で、燃料を取り扱う設備を中心に調査した。監視チームメンバーの田中知委員は調査終了後に取材に応じ、約5年半で燃料を取り出す計画の実現性に関し、「大事なのはいかに安全を考えていくかということで、時間的なことは結果として来るものだ」と述べた。