【国際】サウジ・ロシアが歴史的急接近、原油市場安定で協調
石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアと非OPECの産油大国ロシアの間で、突如デタント(雪解け)が進んでいる。原油安で従来の対立路線の修正を迫られた形だが、両国間の緊張緩和で原油業界は様相が一変するかもしれない。OPECと非加盟国は先週、協調減産の延長を決めたが、その直後にロシア国営石油会社ロスネフチ(ROSN.MM)のイーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)とサウジの国営石油会社サウジアラムコIPO-ARMO.SEのアミン・ナセルCEOがサウジの都市ダーランで会談した。