【歴史】寺田屋事件で龍馬かくまった薩摩藩屋敷、絵図見つかる 屋敷は1868年の鳥羽伏見の戦いで焼失
幕末の志士、坂本龍馬が寺田屋事件(1866年)で幕府側に襲撃された後、かくまわれた「薩摩藩伏見屋敷」の絵図が見つかり、京都市伏見区の神社「城南宮」が3日、発表した。屋敷は1868年の鳥羽伏見の戦いで焼けた。敷地の広さや建物の配置、間取りなどが初めて明らかになった。
発見された「薩摩藩伏見屋敷」の絵図=城南宮提供・共同京都国立博物館の宮川禎一上席研究員は「歴史が動いた舞台の詳細が分かる貴重な資料」と評価。