【国際】43歳のナマケモノを安楽死 「人道的見地から」 豪州
6月2日、知られている限り世界最高齢だったナマケモノ「ミスC」が死んだ。43歳だった。フタユビナマケモノ科に属するホフマンナマケモノのミスCは、同種のナマケモノの倍ほど生きていたが、高齢のあまり生活に支障をきたすようになり、人道的見地から安楽死させることになった。オーストラリアのアデレード動物園のキュレーターで、環境保全や原生動物相を専門とするフィル・エインスリー氏は、声明の中で園を象徴する動物を失ったことに哀悼の意を表している。