【ヤクザ】巧妙化する暴力団「みかじめ料」根絶やしに 兵庫県警「特暴隊」が歓楽街1万店調査へ
歓楽街から暴力団の資金源を絶とうと、兵庫県警が5月に発足させた「歓楽街特別暴力団対策隊」(特暴隊)に、飲食店の調査や防犯指導を専門に行う部隊を設けることが9日、県警への取材で分かった。近く県警本部と警察署の計約30人に辞令を交付し、約1万店を訪問して指導や摘発につなげる専従活動を始める。県警によると、暴力団が飲食店などに「みかじめ料」を求めることは暴力団対策法の中止命令の対象となるが、県内では近年、ほとんど確認されていない。