【地下鉄サリン】サリン被害から4年後にうつ病発症 通勤災害と認定 珍しいケース
地下鉄サリン事件で通勤中に被害に遭った60代の男性が事件から4年後に発症したうつ病は、「事件が原因となって悪化したと考えるのが相当だ」などとして、通勤災害と認定されたことがわかりました。地下鉄サリン事件から時間がたったあとに発症した病気で、通勤災害が認められるのは珍しいということです。通勤災害と認定を受けたのは埼玉県の60代の男性で、22年前の平成7年3月20日の朝、勤務先の都立病院に向かっている途中、地下鉄の電車内で地下鉄サリン事件の被害に遭いました。