【京都・滋賀】教授や俳優、僧侶まで… 社外取締役、多彩な顔ぶれへ オムロンは競合のTDK会長
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京都、滋賀の上場企業で社外取締役の人選が多様化している。6月下旬に株主総会を開く3月期決算の企業が発表した「独立役員」の候補者には、俳優や大学教授ら企業人以外の顔ぶれも目立つ。幅広い見識を経営や監査に反映させるのが狙いだ。一方で、取締役会に出席する負担を考慮し、近隣企業の役員を選ぶ事例も少なくない。フェイスは29日の株主総会で、客観的な立場から経営を監督する独立社外取締役に、俳優の別所哲也さんを選任する人事案を提出する。