【訴訟】車を運転中にてんかん発作、歩行者3人を死傷させた元被告に5200万円の支払い命令 大阪地裁
大阪府東大阪市で平成27年3月、歩行者ら3人が車にはねられ死傷した事故で、死亡した男性=当時(37)=の堺市の両親が、運転していた生野誠元被告(51)=1審大阪地裁で懲役10年の実刑判決=に計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、大阪地裁であった。古賀英武裁判官は「運転中にてんかんの発作を起こし、正常な運転に支障が生じる恐れがあることを認識しながら運転を継続した」として、元被告に計約5200万円の支払いを命じた。