【国会】テロ等準備罪採決、牛歩戦術失敗 福島瑞穂ら投票間に合わず反対票は無効に…
共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が成立した15日午前の参院本会議では、自由党の山本太郎共同代表、社民党の福島瑞穂副党首らが、採決時にゆっくり歩いて投票を遅らせる「牛歩」戦術を展開した。牛歩を繰り広げたのは、自由、社民両党の統一会派「希望の会」の議員ら7人。伊達忠一議長は、演壇付近からぴくりとも動かない山本氏に対し「2分以内に投票箱を締める」と警告し、すみやかな投票を促した。