【死活問題】海上保安官の養成機関・海上保安学校入学生の4割泳げず、プール温水化で冬も特訓
沖縄・尖閣諸島問題などへの対応のため、学生数を増やした海上保安官の養成機関・海上保安学校(京都府舞鶴市)で、「泳げない学生」が増えている。温水プールで冬場も授業を行う方針だが、学生増の影響はほかの訓練にも出始めており、同校は教育環境の充実を訴えている。同校の学生数は2006年度まで200人前後だったが、団塊世代の大量退職や、尖閣諸島問題などに対応するため、募集人員を増やし、07年度の入校者は408人、14年度には596人となった。