【日銀政策決定会合】出口問題対話の重要性に言及 主な意見を公表 [5-16日会合]
日銀は26日、15~16日に開いた金融政策決定会合での政策委員の「主な意見」を公表した。関心を集めている金融正常化に向けた緩和政策の出口の時期については「2%の物価安定目標まで相当な距離があり見通せない」との意見があった。一方で「景気改善が続くもとで、市場の不安を高めることがないように金融政策の考え方についてしっかり説明する必要がある」との声も出るなど、政策の先行き不透明感が景気に悪影響を与えないよう市場との十分な対話が必要との認識が広がっていることが明らかになった。