【新潟】事前連絡なしの放流、ダム7か所で慣例化 親子流される事故、知事への報告は翌日
新潟県が加治川治水ダム(新発田市)で操作規則に違反して予告なく観光放流を行い、下流にいた親子が流された事故で、県は26日、記者会見を開き、原因の調査結果や再発防止策を説明した。放流は幹部へ報告のないまま前日に実施が決定されたことや、県内7ダムで同様の規則違反が慣例化されていたことを明らかにした。県は事故から2日後の19日に開いた記者会見で、放流は流水量に大きな影響を及ぼさない範囲だと判断し、サイレンを鳴らすなどの事前連絡は不要で規則に従った操作だったと説明した。