【福一】もうすぐ完成凍土壁 建屋への地下水の流入量は凍結を始めた当初の1日400トンから現在は100トンに、さらに減らせる見込み
凍土壁の最後の1か所 認可申請
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水対策として、建屋の周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土壁」について、東京電力は凍らせずに残していた1か所を凍結するための認可を原子力規制委員会に申請しました。福島第一原発では、地下水が建屋に流入して汚染水が増加するのを防ぐため、建屋のまわりに埋めた「凍結管」と呼ばれるパイプに氷点下30度の液体を流して、およそ1.5キロの氷の壁、凍土壁を作る計画が進められています。