【欧州人権裁判所】遺伝子疾患の赤ちゃんの「尊厳死」認める判断 英判決を支持
【6月28日 AFP】欧州人権裁判所(ECHR)は27日、まれな遺伝子疾患を発症している赤ちゃんの延命治療を終わらせるべきとした英高等法院の判決をめぐり、最終的にこの判決を支持する判断を下した。フランス北東部ストラスブール(Strasbourg)にあるECHRは2週間前、まれな遺伝子疾患を発症し、脳に損傷を負っている生後10か月の男児チャーリー・ガード(Charlie Gard)ちゃんに対し「適切な」治療を継続するよう英政府に命じる暫定的な判断を下していた。