【企業】「繁忙」業者へ「余裕」業者から人手融通 建設業で新制度
建設業界での働き方を改善するため、国土交通省は受注した工事や作業量が多い業者に別の業者から人手を融通できるようにする初の制度を導入する方針を固めました。建設業界では時期によって工事の受注量や作業量が変化するため、繁忙期を中心に労働者が休日を十分確保できない現状があります。国土交通省が去年、全国の建設業で働く1500人余りを対象に行ったアンケートでは、週に2日か、4週間で合計8日のいずれかの休日が「定期的に取れている」と答えた人はおよそ15%にとどまり、働き方改革が課題になっています。