【フランス】仏司法当局、極右ルペン氏を訴追=欧州議会の給与流用容疑
【7月1日 時事通信社】フランス司法当局は30日、極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が欧州議会の予算からスタッフに不正に給与を支給させた疑いがあるとして、背任容疑で刑事訴追した。ルペン氏は近く異議を申し立てる方針。ルペン氏の弁護士が仏メディアに明らかにした。FNは2009年から16年にかけて、欧州議会での勤務実態がない仏国内のスタッフに対し、議会予算から不正に計500万ユーロ(約6億4000万円)の給与を支払わせた疑いが持たれている。