【経済】日欧EPA、大枠合意の公算 6日の首脳会談へ最終調整…チーズや自動車はどうなるか
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が、双方がめざす7月上旬の大枠合意に至る公算が大きくなった。東京での交渉に臨んだ双方の閣僚が、合意に向けて大きな前進があったことを認めた。6日にベルギー・ブリュッセルで開かれる日EU首脳会談で最後の対立点について互いの譲歩案を示し、合意する見通しだ。EUで通商政策を担当する閣僚級のマルムストローム欧州委員は2日間の交渉終了後の1日夜、記者団に「ほとんど合意というところまで来ている」と語った。